こんにちは味噌人です。
前回は30歳既婚子持ちである私が「将棋のどこに魅力を感じるか?」を紹介しました。
今回は将棋の魅力の一つである「お金がかからない趣味」という視点から書いていきたいと思います。
Contents
本当にお金かからないのか
結論から言うと、将棋にかけるお金は年0円でも十分に楽しめます!
…いきなり終わってしまいましたね(笑)
ただ、これはスマホゲームと同じで基本無料!?みたいなものなので、私自信はそれなりにお金をかけて楽しんでいます。
では、どういった所が無料なのか、どういった所にはお金がかかるのか詳しく見ていきましょう。
対局がしたい場合
対局がしたいけどお金いくらかかるの?
これは素朴な疑問として誰もが感じるところかと思います。
結論から言うと
- ネット対局=無料でも十分楽しめる
- リアルでの対局=1日1000円前後で十分楽しめる
こんな感じです。
ネット対局
例えばネット対局では色んなアプリやブラウザゲームがあり、パソコンでもスマホでも楽しめるのですが、代表的なところをあげると下のような感じになります。
- 将棋ウォーズ=1日3回の対局まで無料
- 将棋倶楽部24=パソコン版は何局でも無料、スマホ版は1日1局まで無料
- 将棋クエスト=何局でも無料
- 81dojo=何局でも無料
これに加えてソフトと対戦できる「ぴよ将棋」など無料アプリも豊富なので「一日にそんなに多く対局しないよ」という方は年0円で問題なく遊べます。
リアル対局
またリアルの対人戦となると将棋道場に通うのが一般的ですが、
一日対局し放題の席料が1,000円/日前後ですね。
私の場合
ちなみに私は将棋ウォーズのプレミアム会員なので、
将棋ウォーズ:600円×12か月=年7,200円
かかっています。
プレミアム会員にならなければいけないほど対局しているかと言われると微妙ですが…
強くなるため勉強したい
棋書で勉強
これは非常に微妙なところで、基本的なところから効率よく勉強したい!となると
「将棋の本=棋書」の入門書を購入して勉強するのが近道かと思います。
棋書は大体1冊1,500円前後、本としては少しお高めですかね?
将棋教室で勉強
また「将棋教室」の初心者コースというのも、仲間やライバルを作るという意味もあってよいかもしれません。
これは完全に場所によりますが、個人レッスンでもない限り月1万円前後がほとんどなので、一般的な習い事程度でしょうか。
ただ、現在はyoutubeやニコニコ動画で様々な将棋入門動画があり、これがまた分かりやすいので、それだけ見て勉強するという手段もあり、これだと無料ですね。
私の場合
ちなみに私は将棋教室には通ったことはありません。
棋書は大好きなので
棋書代:1,500円×80冊÷5年=年25,000円
くらいかかっています。
月2冊くらい買ってますが半分くらいつん読になってますし、コレクション的な要素も大きいので実際には10冊=15,000円もあれば初段になるには十分だと思います。
プロの対局を見たい
原則無料で見られます!
ネット・TV等
代表的なものを下に挙げておきます。
- NHK杯=無料(地上波放送)
- abemaTV=原則無料
- ニコニコ動画=原則無料(ただし、無料会員は生放送で追い出されやすい)
- 囲碁将棋チャンネル=有料(CATVの基本パックに入ってたりします)
地上波では、週に1回NHKで放送される将棋フォーカスやNHK杯。
ネットではAbemaTVやニコニコ動画が有名です。
AbemaTVには将棋チャンネルがあり、初心者向けの動画からプロのタイトル戦、そして今話題の藤井聡太七段の対局までリアルタイムで見ることが出来ます。
またニコニコ動画でもタイトル戦を含めた話題の対局や将棋イベント、また将棋に関する面白企画を生放送しています。
過去の放送のアーカイブを見たい!ということでもない限り、基本的には無料で見られますので、プロの対局が見て楽しむ「観る将」の方にはとても良い時代ですね。
棋譜中継等
- 将棋連盟Live=有料(550円/月)【主な対局の棋譜をリアルタイム中継】
- 名人戦棋譜速報=有料(515円/月)【順位戦等の棋譜をリアルタイム中継】
有名どころはこの2つ。
将棋連盟LiveはTwitterとの連携機能が有能で、どの局面でも画像を切り取ってツイートできるので観る将の方々にも人気ですね。
私の場合
- ニコニコ動画プレミアム会員(ニコ生をスムーズに見られます)
- 将棋連盟Live会員
なので①540円×12か月=年6,480円 ②550円×12か月=年6,600円
①+②=年13,080円
かかっています。
イベントに行きたい
ここまで来るとかなりコアな話になってくるので、細かくは別記事にしますが
- 百貨店等でやっている将棋祭り=参加無料
- イベント会場等でやっている将棋イベント=参加費3,000円~15,000円
- タイトル戦の解説会=無料~3,000円
- タイトル戦の前夜祭や祝賀会=5,000円~15,000円
この辺りが相場ですね。ライブやイベントのチケット代を想定するとかなり安い金額です。
ちなみに私は年10回程度イベントに参加しており、半分が有料イベントとして結構平均9000円で参加していると考えると
イベント費用:9,000円×5回=年45,000円
くらいかかっています。
グッズが欲しい
ここまで来るとコアファンといえるので、かけようと思えば幾らでもお金がかかります(涙)
こちらも詳しくは別記事にしますが参考までに基本的なファングッズを紹介します。
- サイン色紙=1枚2,000円~5,000円
- サイン扇子=1本10,000円~15,000円
- 印刷扇子=1本2,000円前後
- 駒とか将棋盤=1000円~500万円?
- 免状(段位の認定証)=初段32,400円 二段54,000円 etc
- 将棋連盟が作っている謎グッズ=安い
イベント会場では参加する人気棋士のサイン会が開催されることが多いので、サイン色紙や扇子はそこで入手するケースがほとんどですね。
ファングッズと言ってもそこまで種類が多いわけではなく、直筆色紙や扇子に興味がない方は全くかからないと言ってもいいと思います。
ちなみに私はイベントのサイン色紙は入手できるものはほぼ並ぶので
サイン色紙代:3,000円×15枚=年45,000円
くらいかかっています。
まとめ
これまで将棋にかかる主な費用を見てきましたが、0円でも十分楽しめることがお分かりいただけたかと思います。
なお、私の例では
- 対局:7,200円
- 学ぶ:25,000円
- 見る:13,000円
- イベント:45,000円
- グッズ:45,000円+交通費諸々15,000円=年150,000円
全ての出費を足すと将棋関連の出費は年15万円、月に1万3000円程度ですね。
これを多いとみるか少ないとみるかは考え方によりますが、個人的には非常に安く楽しめる趣味だと思っています。
まとめると
- 基本的に将棋は年0円でも楽しめる
- ある程度コアなファンでも月1万円もあれば十分楽しめる
こんな感じですね。
次の記事では、「将棋ってどんな人がやってるの?」をテーマに将棋のファン層を紹介していきたいと思います。
お読みいただきありがとうございました、コメントなど頂けましたら幸いです。
それでは次の記事『将棋ってどんな人がやってるの?~将棋の競技人口、年齢層、男女比~』でお会いしましょう!