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103名が選んだ将棋女流棋士人気ランキング2020 11~57位

こんにちは味噌人です。

皆さんは将棋の人気女流棋士といえば誰が思い浮かびますか?

どの業界に置いても、プロとして活動している以上、ファンからの人気は重要な指標です。それは実績や強さが第一の将棋界においても変わりません。

男性棋士と同じく現役タイトルホルダーが人気なのか、聞き手や司会などイベントやメディアで活躍する女性が人気なのか、それとも強烈な個性の持ち主が人気なのか、やはり可愛い若手が人気なのか…今日の記事はそんな疑問にお答えしたいと思います!

ということで、今回は202023月にTwitter上で行った『将棋女流棋士人気ランキング2020』の1157を紹介します

気になる女流棋士の順位をどうぞご覧ください!!

人気ランキング

11位(前回38位⤴) 加藤結李愛女流初段

現役女子高生にして現在最年少女流棋士である加藤結李愛女流初段が、昨年度から大きく飛躍し11位にランクイン。

その小柄で愛らしいルックスだけでなく、倉敷藤花戦において挑戦者決定戦に進出するなど高い実力も兼ね備えた若手屈指の有望株である彼女。

身体的な事情から普段の棋戦ではイスで対局していますが、そういったハンデに負けない活躍が期待されます!!

12位(前回25位⤴) 竹部さゆり女流四段

将棋界の毒舌女王が昨年から大きくランクアップ!!

その高い実力、実績もさることながら、一番の魅力はイベントやネット番組でみせる常時暴走気味なぶっちゃけすぎトーク。

過剰なまでのファンサービス精神から放たれる暴言の数々は、ファンのみならず同席する棋士をも恐れさせるほどです。

その強烈なキャラからアンチも少なくありませんが、それ以上に熱烈なファンを獲得していることがこの好順位につながりましたね!!

13位(前回20位⤴) 鈴木環那女流二段

2019年上半期に将棋フォーカスの講座で聞き手を担当していた鈴木女流二段が、昨年から大きくランクアップして13位に登場。

アナウンサーばりの明瞭で美しい喋りと、そこから繰り出されるカオスなトーク内容のギャップが魅力です。

14位(前回5位⤵) 塚田恵梨花女流初段

将棋棋士の塚田泰明九段、女流棋士の高群佐知子女流四段を両親に持つ将棋界のサラブレッドがまさかの大幅ランクダウン。

イベントやネット番組に引っ張りだこな彼女。

その整った容姿と人懐っこいキャラクターから若手屈指の人気を誇りますが、若干気分にムラがありネット番組などではスイッチが切れることも…。

漢字が読めない、トーク力の不足、解説者によって合う合わないがはっきりしているなどの明確な弱点もあり、そこを克服できるかが今後の人気の分水嶺になりそうです。

15位(前回14位⤵) 清水市代女流六段

タイトル獲得数43期の大記録を持ち、女羽生とも呼ばれた女流棋界のレジェンド

昨年度は将棋連盟常務理事を務めながら女流王座の挑戦者になり女流タイトル挑戦最年長記録を更新するなど、その実力はいまだ健在です。

16位(前回22位⤴) 矢内理絵子女流五段

獲得タイトル数6期を誇る女流棋界屈指の実力派

2019年度に復帰を果たしましたが、さっそく勝ち越しを決めるなどその実力はまだまだ健在。

元タイトルホルダーとして、タイトル戦線への復帰が望まれますね。

17位(前回14位⤵) 和田あき女流初段

NHK杯の棋譜読み上げ係として認知度の高い和田女流初段。

その可愛らしいルックスと高い聞き手能力から各種イベントに引く手あまたな彼女ですが、全てをそつなくこなすからこそ、このままでは便利な何でも屋になってしまう懸念も。

近年急速に増えている若手女流棋士の中から一歩抜きんでた存在となるためには、棋戦での活躍や強烈な個性の発揮が必要となりそうです。

18位(前回21位⤴) 竹俣紅元女流初段

2018年度末で将棋連盟を退会した竹俣さんが昨年度から順位をアップして18位にランクイン。

将棋界に属しているときから芸能活動や早稲田大学合格など多才なところを見せていた竹俣さんですが、2021年度からフジテレビのアナウンサーとなることが内定するなど、その活躍はとどまるところを知りません。

アナウンサーとなった後にまた将棋界と関わってくれることを望むファンも多いのではないでしょうか??

19位(前回23位⤴) 伊藤沙恵女流三段

棋士、女流棋士を通じタイトル獲得者を除いたなかでは最多となるタイトル挑戦回数7回を誇る若手屈指の実力者。

受けを重視し、入玉も辞さない粘り強い女流棋士には珍しい棋風の彼女。

西山女流三冠や里見女流四冠相手にタイトルを獲得することは容易なことではありませんが、そろそろ報われてほしいと熱望している将棋ファンも多いのではないでしょうか。

19位(前回19) 貞升南女流初段

聞き手としてネット番組にはなくてはならない貞升女流初段が昨年と同順位をキープ。

とにかく困った時は貞升女流というほど登板率が高く、縁の下の力持ちとしてネット番組を支えているところが評価されての高順位といえます。

19位(前回12位⤵) 里見咲紀女流初段

女流棋界のトップである里見香奈女流四冠を姉に持つ里見咲紀女流初段。

関西所属であることからどうしてもネット番組などへの出演が少なくなるため、こういった人気ランキングでは不利になりがちですが、その美貌と素朴ながら笑いのコツをつかんだ話術で人気な彼女。

人気面でも実力面でも高い壁となる姉を超える日が来るのか注目ですね。

19位(前回17位⤵) 武富礼衣女流初段

将来的にトップ10の常連となることが予想される武富女流初段がまさかのランクダウン。

若干二十歳とは思えないほどの聞き手能力を持つ彼女。

解説者を選ぶタイプではなく気難しい棋士や寡黙な棋士、人見知りをする棋士まで問題なく進行することができるうえ、自分から話を振り場を盛り上げることもできる万能さを有します。

明るくよく笑い嫌味にならないタイプであるため、解説者が気持ちよくしゃべることができ、解説者の評価があがることも。

次回ランキングでは上位陣を脅かす存在となって欲しいところです。

23位(前回11位⤵) 飯野愛女流初段

24位(前回30位⤴) 千葉涼子女流四段

24位(前回3位⤵) 藤田綾女流二段

NHK杯の聞き手でお馴染みの藤田女流二段がまさかの急降下!!

今回のランキングで一番衝撃的な結果となりました。

出産により一時的に仕事をセーブした結果なのか…次回のランキング結果が気になる所です。

26位(前回42位⤴) 小高佐季子女流1級

現役女子高生でありまだイベントやネット番組等への出演が少ないため順位は低いものの、積極的に出演をし始めた場合女流棋界の勢力図を覆す可能性のある彼女。

高校卒業後のランキングではトップ10なるかが注目です。

27位(前回33位⤴︎ 上田初美女流四段

28位(前回30位⤴) 甲斐智美女流五段

29位(前回36位⤴) 藤井奈々女流1級

将来的にトップ10常連になるポテンシャルを持っていると思われる彼女。

芸術品とみまごうほどのサイン色紙は将棋ファンであれば一枚は持っていたいところです!!(ちなみに私は持っていません…。)

30位(前回12位⤵) 安食総子女流初段

ランキングの方法

調査手法

Twitter上で実施した企画「#好きな順に女流棋士を5人書くと人気ランキング化2020」の結果を1位5点、2位4点、3位3点、2位2点、1位1点で集計。

実施時期

2020年2月22日~3月15日

調査対象

私のTwitterアカウント@misojinndayoのフォロワー約4,300人とリツイートによる拡散を見て参加した方々。

投票の傾向

最低5人の女流棋士を知っている必要があるため

「将棋の人は藤井君とひふみんと羽生さんしか知らない」

といった一般の方やライトファンによる投票はないものと思われます

よって、世間一般の知名度やライトファンからの支持を争うタイプの人気投票ではなく

『ある程度コアな将棋ファンによる人気ランキング』

となっておりますので、その点ご了承ください。

ランキング結果一覧

11~30位の獲得票数や総得点は以下の通りです。

【11~19位】

【23~30位】

【31~57位】

まとめ

皆さんランキング結果はいかがだったでしょうか?

女流棋士は男性棋士ほど人気と実力が密接にリンクしませんでしたが、その分『タイトル戦での活躍』『聞き手としての評価』『メディアへの露出』など様々な要素が総合的に評価されていて興味深いランキングになったと思います。

女流棋士人気ランキングは今後も年1回実施したいと考えており、2021年版も実施予定ですので、ご協力頂けたら嬉しいです。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

それでは次の記事でお会いしましょう!