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将棋で初段になるためのおすすめ将棋本 10選+α ~137名が選んだ将棋棋書ランキング2019

こんにちは味噌人です。

本日は初段になるためのおすすめ将棋本10選+αを紹介したいと思います。

紹介している棋書は、Twitter上で行った#将棋棋書ランキング2019でトップテンに入ったものに加え、上位人気の中から将棋初段である私が実際に上達に役立ったものを選りすぐっていますので、どれも名著中の名著と言って差し支えありません!

ランキング形式で紹介していきますので、是非ご覧ください!!

棋書ランキングトップ10

1位 寄せの手筋200

【ジャンル:終盤力強化〔寄せ・囲い崩しの手筋〕】

個人的評価5点 

ランキングにおいて、総投票者数137名のうち57名からの支持を受け、他を寄せ付けない圧倒的な強さで1位の栄冠に輝いた「寄せの手筋200」

その結果が示す通り、終盤力強化のための必携本であり、実戦に良く現れる形に絞った、必死問題を中心とした寄せの問題集の頂点です。

『上から押さえる』『挟撃の寄せ』『端玉には端歩』など、将棋の終盤を頻出パターンごとに分類し、さらにそれをレベル別に記載。

各分類には『基本』と『応用』でレベル分けされていて、初段を目指すには『基本』を繰り返し自力で解き、『応用』は答えを見て暗記するのが、上達への王道となります。

初段になりたいのであれば、強くなりたいのであれば、絶対に持っておくべき一冊と言えるでしょう。

2位 3手詰ハンドブック

【ジャンル:終盤力強化〔詰将棋〕】

個人的評価5点 

『ルールを覚えた後は3手詰ハンドブックを全問覚えるまで解くこと! 』という将棋上達における必勝法を編み出した伝説の詰将棋本シリーズ。

プロからアマチュアまで『おすすめの詰将棋本は?』と問われれば必ず一番に上がる名著中の名著であり、 詰みの感覚を養うための良問がズラリと並んでいます。

詰将棋本としての特徴は局面がサッパリしていて、奇をてらった問題がなく、実戦に応用が効くこと。

また見た目がスタイリッシュで、パッと見棋書っぽくないこともあり、女性にも人気が高いです。

3手詰ハンドブックを形として暗記し、見ただけで答えが浮かぶようになれば初段とまで言われており、絶対に持っておくべき一冊と言えます。

3位 四間飛車を指しこなす本

【ジャンル:戦法解説書〔定跡書〕】

個人的評価4点 

序盤戦術の革命家 藤井猛九段渾身の四間飛車定跡書。

『指しこなす本(通称:指しこな本)』という特殊な形式の本で、次の一手形式で分かりやすく四間飛車の感覚を養えます。

実戦によく生じそうな局面を中心に問題となっていて、振り飛車の必修手筋が自然に鍛えられるようになっています。

読む度に常に新しい発見のある充実した内容から、四間飛車党はとりあえずコレを読んでおけば大丈夫と太鼓判を押されるほど。

難易度はやや高いですが、一問一答形式のため初心者でも大丈夫。

四間飛車党の方には是非お勧めしたい一冊です。

4位 羽生善治の終盤術

【ジャンル:終盤力強化〔寄せ・囲い崩しの手筋〕】

個人的評価3.5点 

羽生九段の終盤における考え方や大局観、また手筋・テクニックを実戦譜を通して書き起こしたもの。

次の一手形式なので難易度は低めかと思いきや、1巻はかなりの高難易度。7手詰を問題なく解ける程度の棋力を想定しているため、終盤力に自信がない人はまず一番簡単な3巻から読むことをおススメします。(私は1巻難しすぎて途中で挫折しました)

初段になるためだけでなく、高段になるまで末永く付き合うことが出来るハイレベルな一冊と言えるでしょう。

5位 角交換四間飛車を指しこなす本

【ジャンル:戦法解説書〔定跡書〕】

個人的評価5点 

『一番オススメな定跡書は何か?』と聞かれて、私が真っ先に挙げるのがこちら。

『初段にための定跡書』というカテゴリーであれば、これより優れたものはないと断言できる素晴らしい一冊です。

本書はいわゆる『指しこな本』であり、次の一手形式で基本的なところから定跡を学ぶことが出来ます。

本書の良い所は、角交換系の振り飛車、もしくは居飛車側を持っても役に立つ『手筋』『考え方』が満載であり、幅広く応用が効くこと。

基本的に藤井九段の著作には、『序盤・中盤で何をしたらいいか分からないような局面での指針となる考え方』がふんだんに盛り込まれているので、全ておススメですが、本書は対象が『角交換系の将棋』という幅広さなため、誰が読んでも勉強になる究極の定跡書といえます。

振り飛車党、居飛車党の区別なく必携の一冊といえるでしょう。

6位 5手詰ハンドブック

【ジャンル:終盤力強化〔詰将棋〕】

個人的評価5点 

3手詰ハンドブックの5手詰版です。

3手詰ハンドブックと同じくあまり凝った問題はなく、本書を解くだけで基本的な手筋を網羅できる、王道をいく一冊です。

『初段を目指す』のであれば5手詰ハンドブックまでは必携と言えるでしょう。

(同シリーズの7手詰ハンドブックは、初段を目指すということに絞れば、そこまで優先度は高くありません)

7位 羽生の頭脳

【ジャンル:戦法解説書〔定跡書〕】

個人的評価3.5点 

羽生九段自ら執筆した定跡書。

文庫版計5巻というボリュームで、内容は対振り、矢倉から横歩取りまで多岐にわたる 若き羽生九段の将棋に対する思想も垣間見え、将棋ファンの間でバイブルとなっています。

…ただ、かなり昔の定跡書という事で現在あまり見かけない戦型も多く紹介されており、『初段になる』という事を目的とした場合そこまで購入の優先度は高くないかもしれません。

1、2巻は対振り飛車であり相居飛車ほど戦型の変化がないため、購入するのであればまず1、2巻から買うことをおススメします。

8位 石田流を指しこなす本

【ジャンル:戦法解説書〔定跡書〕】

個人的評価5点 

新時代の定跡伝道師、戸辺七段渾身の名シリーズ。

私が一番お世話になっている定跡書であり、面白いほど実戦で同じ局面が登場する魔法のような定跡書です。

特に相振り飛車編は5回に4回は本書通りの進行になるともっぱらの噂!(個人的な感想です)

『指しこな本』であり、簡単な所から丁寧に解説されているので、これから石田流を始めたいという方は必ずこちらを購入すべきです。

石田党、三間党ならば必ず買った方が良い名著中の名著です。

9位 羽生の法則

【ジャンル:手筋本】

個人的評価4点 

駒ごとの手筋を解説した本。

良くある『歩の手筋』だけでなく、2巻では『金銀の手筋』、3巻では『玉桂香の手筋』、4巻では『飛角の手筋』まですべての駒の手筋が網羅されている。

見開きごとに1種類の手筋が解説してあり、読みやすさや分かりやすさにも優れている点がグッド。

難易度的にも『初段を目指す級位者の棋力アップ』にはもってこいの一冊です。

10位 四間飛車上達法

【ジャンル:戦法解説書〔定跡書〕】

個人的評価4.5点 

四間飛車にフォーカスを当てているが単純な定跡書ではなく、将棋における重要な考え方を噛み砕き、初心者にも理解できる形で表現している名著中の名著。

こちらは『指しこな本』ではなく、藤井九段と聞き手との対談風の作りとなっており、将棋における考え方がユーモアを交えつつ、明晰かつ簡易な表現で語られているため、非常に記憶に残りやすい。

また藤井九段の人となりやプロの将棋観に触れることも出来るため、読み物としても抜群に面白いです。

振り飛車党のみならず全ての将棋指しにとって、文句なしにオススメな一冊!

番外編:是非とも読んで欲しいおすすめ棋書

寄せが見える本

【ジャンル:終盤力強化〔寄せ・囲い崩しの手筋〕】

個人的評価4.5点 

終盤力強化の必携本です。

軽妙な語り口が頭に残りやすく、類型の詰めろを見つけると森先生の文章が脳裏に浮かんでくるという副作用があります(体験済)。

ただ問題と解説がかなり離れたページに位置するなど、棋書の構成がやや特殊であるためとっつきにくい所があるかもしれません。

内容は文句なしのおススメなので、寄せの手筋200とセットでの購入をおススメします。

上達するヒント

【ジャンル:大局観を養う】

個人的評価4点 

海外のアマチュアの方の実戦譜を題材にしながら、羽生九段が将棋の考え方や大局観を解説した珍しい形式の一冊。

題材となる棋譜の低級から高段に及びその中で羽生九段が指針となる考え方を解説しています。

特に『厚み』などの抽象的な表現に切り込み、羽生九段が考える理想の駒組を言語化するなど、この一冊だけで棋力が向上するというよりは、今後の棋力向上の上達カーブを全体的にグッと押し上げる効果があると思われます。

初級者、級位者、有段者、高段者とどんな棋力であっても新しい発見があること間違いなしの一です。

美濃崩し200

個人的評価4.5点 

寄せの手筋200の姉妹本である本著。

美濃囲いに特化して、基本的な手筋から持ち駒の種類・枚数に応じた崩し方まで、美濃囲いを徹底的に分析しています。

『崩し』ということで、居飛車党が読むべき一冊というイメージがつきがちですが、どうすれば崩される形にならないかという発想が養われるので、振り飛車党も必携です!!

難易度こそやや高めですが、基本問題だけでも繰り返し覚えこめば初段は目前でしょう。

美濃囲いに関してこれ以上の棋書は無いと断言できる至高の一冊なので、強く購入をオススメします!!

美濃囲いを極める77の手筋

個人的評価5点 

こちらも美濃囲いに関する一冊。

美濃崩し200は難しすぎる!という方には、まずこちらをオススメします。

手筋本ではありますが、美濃囲いをより分かりやすく理解することに重点が置かれており、文章を追うだけでも美濃囲いの基礎知識は十分につく優れもの。

1つの局面で5つの正解がある問題など、どういう考え方でどの守り方を選ぶかなど、級位者が欲しい情報が満載のユーザーフレンドリーな一冊です!

とりあえず美濃囲いを理解したいという方には強いオススメする逸品です!!

攻めて強くなる戸辺流中飛車

【ジャンル:戦法解説書〔定跡書〕】

個人的評価4.5点 

将棋界初のDVD付き棋書となる本著。

先手後手、また相手の戦型に関わらず使える中飛車を基礎の基礎から分かりやすく説明してくれます!!

DVD解説はタイトルにもあるように新時代の定跡伝道師戸辺七段、聞き手はNHK杯でもお馴染みの藤田綾女流と豪華な顔触れ。

新しい試みであるものの、DVD解説の出来は極めて素晴らしく、初心者はとりあえずこれを見れば序盤に困らないという、オススメの一冊です!!

ひと目の手筋

個人的評価3.5点 

棋書界の一大勢力『ひと目シリーズ』から手筋をご紹介します。

本著は一問一答形式で序盤から終盤まで、将棋における頻出形で使える手筋を紹介しています。

『垂れ歩』や『割うちの銀』『十字飛車』のようないかにも手筋!といったものから、飛車先の受け方まで幅広く、初級者が手に取る初めての手筋本としてうってつけな内容となっています。

『ひと目シリーズ』は基本ハズレがないので、気になる物は購入しておいて損はないでしょう!

井上慶太の居飛車は棒銀で戦え

【ジャンル:戦法解説書〔定跡書〕】

個人的評価4点 

タイトルそのままの棒銀だらけの一冊。

とにかく初心者にも分かりやすく、簡単な変化も網羅しているので『以下説明は省略』といった、棋書あるあるな不親切さがありません。

私も本著を読み、棒銀だけで将棋ウォーズ初段になることが出来たので、自信を持ってオススメする一冊です!!

ランキングの方法

調査手法

Twitter上で実施した企画「#棋力向上に役立った順に棋書を5冊書くとランキング化」の結果を1位5点、2位4点、3位3点、2位2点、1位1点で集計。

実施時期

2019年1月20日~2月1日

調査対象

私のTwitterアカウント@misojinndayoのフォロワー約4,300人とリツイートによる拡散を見て参加した方々。

投票の傾向

最低5冊の棋書を知っている必要があるため、一般の方やライトファンによる投票はないものと思われます

よって、『ある程度コアな将棋ファンによるオススメ棋書ランキング』となっておりますので、ご安心ください。

ランキング結果一覧

こちらでは、将棋で初段になるためのおすすめ将棋本 10選+α を選定するにあたっての土台となっているランキングの投票結果を示します。

棋書購入の参考にしてください。

トップ10の獲得票数や総得点は以下の通りです。

まとめ

皆さんの欲しい一冊は見つかりましたか?

本日紹介した棋書以外にも、隠れた名著はたくさんあるので、是非書店で直に手に取り、内容を確認してください!!

それでは、皆様の棋力向上を祈願し、この記事の結びとしたいと思います。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

コメントなど頂けましたら幸いです。

それでは、また次の記事『【豊島名人に挑戦するのは誰だ!?】A級順位戦予想アンケートまとめ@2019年度』でお会いしましょう!