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【気になるあの棋士の順位は?】192名による将棋棋士人気ランキング2018 11~50位

こんにちは味噌人です。

皆さんは人気将棋棋士といえば誰が思い浮かびますか?

どの業界に置いても、プロとして活動している以上、ファンからの人気は重要な指標です。それは実績や強さが第一の将棋界においても変わりません。

現役タイトルホルダーが人気なのか、数々の実績を積み重ねたレジェンドが人気なのか、それとも強烈な個性の持ち主が人気なのか、やっぱりカッコイイ若手が人気なのか…今日の記事はそんな疑問にお答えしたいと思います!

ということで、今回は前回に引き続き2018年10月にTwitter上で行った『将棋棋士人気ランキング2018』の11位以降を紹介します。

気になる将棋棋士の順位をどうぞご覧ください!!

人気ランキング

11位 齋藤慎太郎王座

若くして王座のタイトルを獲得した西のイケメン王子。

詰将棋を愛していると公言されており、その実力は詰将棋解答選手権で2度も優勝するほどです。

今年度は念願とも言える師弟での順位戦対決あり、結果敗北しましたが、その師匠からの無言の叱咤激励をバネに王座を獲得するなど、将棋界をけん引する活躍を見せています。

12位 永瀬拓矢七段

軍曹のあだ名を持つ将棋を誰よりも愛する漢。

将棋の気分転換のために早指し将棋をする、将棋の息抜きのために将棋連盟で将棋部を立ち上げようとする、理想の将棋は終わらない将棋など、その将棋への情熱は棋界随一です。

現在叡王戦の挑戦者として番勝負を戦っており、初タイトル獲得が期待されています。

13位 高見泰地叡王

叡王ドリームにより飛躍的に知名度と人気をあげた若き俊英。

その明るい性格とは裏腹に将棋においては勝負師タイプで、時間攻めや勝負手により局面を複雑にし相手の感覚を狂わせ、巧みに勝利を拾うスタイルは妖術とも呼ばれています。

現在叡王戦のタイトルホルダーとして番勝負を戦っており、防衛成るかが注目されています。

14位 菅井竜也七段

振り飛車党次期総帥と目される関西のホープ。

その独創的な序盤戦術や作戦がハマった時の圧倒的な強さは、藤井九段を彷彿とさせます。

糸谷先生に並ぶ早指し棋士でもあり、終局時間が読めない棋士の一人です

15位 三浦弘之九段

口数少なく将棋にストイックに取り組む姿勢と、その男らしい風貌から「武蔵」の異名を持つ人気棋士。

動画サイトでは竹部女流との名コンビ解説が有名です。(一部異論有)

木村九段の結婚式で詰将棋を解いていたというエピソードは有名で、その将棋にかける思いにファンも多いです。

16位 深浦康市九段

地球代表コピペで有名なポスト羽生世代の一人。

羽生九段への深すぎる愛から、タイトル戦番勝負を恋愛に例えたことから「恋愛流」と評されることも。

名勝負製造機として有名であり、どんなに劣勢になっても粘りに粘り勝利をもぎ取る暑苦しすぎるまでの棋風は、多くの将棋ファンを虜にしています。

17位 中村太地七段

将棋フォーカスの司会も務めた東のイケメン王子。

普及活動にも非常に力を入れており、関東近郊の将棋イベントに参加すると3回に1回は会えるはずです(体感)。

昨年度は王座陥落、B2残留と悔しい一年となりましたが、今年は飛躍を期待したいですね。

18位 谷川浩司九段

光速流の異名を有し、二人目の中学生棋士にして、史上最年少名人の記録を持つ十七世名人資格者。

その棋力はいまだ衰えず現在も第一線で活躍されていますが、もう一度A級復帰、タイトル挑戦する姿が見たいですね。

18位 郷田真隆九段

羽生世代を代表する棋士の一人であり、その妥協しない指し手は「格調高い」と評される居飛車本格派

熱狂的なプロレスファンでもあり、プロレス雑誌からインタビューを受けた際には、盤面に向かう時とはまた違った表情を見せてくれるので、ファンならずとも必見です。

ちなみに四段でのタイトル獲得という、今後破られることのない記録も持っています。

20位 森内俊之九段

十八世名人資格者であり、現在は将棋連盟専務理事を務めています。

鉄板流と称される手厚い棋風により羽生九段と数々の名勝負を繰り広げ、森内VS羽生の名人戦は長らく春の風物詩として多くの将棋ファンを楽しませてくれました。

フリークラス宣言により第一線から退いた感がありますが、NHK杯ではベスト4まで勝ち上がるなど、その実力はまだまだ健在です。

21位 米長邦雄永世棋聖

「泥沼流」を駆使し、名人位や永世棋聖など19期のタイトルを獲得した昭和を代表する大棋士。

性格は豪放磊落。批判や非難などを意に介さず、自らの考えを率直に実行に移すそのスタイルは、良くも悪くも将棋界に大きな影響を与えました。

LPSA問題など負の側面も多いですが、将棋連盟会長として電王戦を開催し、ネットとの親和性を高めたことは、現在の将棋ブームの礎となっています。

22位 久保利明九段

「捌きのアーティスト」の異名を持つ、振り飛車党総帥

向かい、三間、四間、中飛車と多彩な振り飛車から、華麗な駒捌きで盤上狭しと躍動する将棋は、見るものを魅了します。

数少ない振り飛車党としてタイトル戦線で頑張ってほしい棋士ですね。

23位 大山康晴十五世名人

名人18期、タイトル19期連続獲得、生涯A級など、今後誰も破ることが出来ないであろう大記録を次々と打ち立てた、将棋界の最高のレジェンド

その圧倒的な強さだけでなく、将棋会館や関西将棋会館の建設や将棋連盟会長としての普及活動など、将棋界の発展のためにも八面六臂の大活躍を見せており、将棋にその生涯を捧げた偉人と言えますね。

24位 金井恒太六段

オーストリアのウィーン生まれ 。

昨年の叡王戦で一躍脚光を浴び、その温和で優雅な物腰から女性ファンが急増しました。

叡王戦敗戦後の打ち上げの席で、勝者である高見叡王にビールを注ぐなど、その人格面での素晴らしさは棋界の誰もが口を揃えるところです。

25位 行方尚史八段

名人挑戦経験も持つ一流棋士

青森在住でしたが、将棋に専念するために中学に上がると同時に上京し、大山康晴十五世名人の最後の弟子となるなど、ドラマティックな経歴の持ち主です。

ロックや酒をこよなく愛し、特に酒は愛しすぎるあまり親友の木村九段としょっちゅう飲み歩いているとか。

25位 橋本崇載八段

将棋界屈指の知名度を誇る人気棋士。

生真面目な性格から、将棋の暗いイメージを払しょくするため頑張っているが、基本やや方向性が斜め上なのはご愛敬です。

反則にも縁が深く、NHK杯という大舞台での二歩、また菅井ワープの相手役を務めるなど、将棋を指してるときも話題性豊富です。

27位 増田康宏六段

21歳の若さにして2度の新人王に輝く、東のホープ。

「矢倉は終わった」「詰将棋は意味がない」など過激な発言ばかりが注目されがちですが、将棋への真摯さ・情熱は師匠森下九段に勝るとも劣らぬ熱い漢です。

アベマTVトーナメントでは鍛え抜かれた腹筋を自慢するなど子供っぽくかわいい一面も有り、密かに女性人気も高いとか。

28位 広瀬章人竜王

23歳の若さで振り飛車穴熊を原動力に王位を獲得した天才棋士。

近年、心機一転居飛車党に転向し、圧倒的な終盤力により竜王位を獲得するなど再ブレイクを遂げました。

ネット上では羽生先生に魂を抜かれた画像が有名ですが、あれは考え込んでるだけなので注意。

29位 升田幸三実力制第四代名人

「新手一生」を掲げ、当時将棋において軽視されがちだった序盤戦術に革命を起こした伝説の棋士。

その意志は、新手や新戦法を編み出した棋士を表彰する「升田幸三賞」に今なお受け継がれています。

宿敵・大山との「高野山の決戦」、棋界を揺るがした大事件「陣屋事件」などその伝説には枚挙にいとまがないです。

30位 阿久津主税八段

元祖・東のイケメン王子でA級2期を誇る一流棋士。

少し気難しいようなイメージがあるが、イベントで話してみるとその洒脱な喋りとファンを緊張させないための細かな気配りに印象が180度変わること確実な、顔以上に性格がイケメンな漢の中の漢です。

30位 佐々木勇気六段

奨励会在籍当時、5人目の中学生棋士となると期待された天才棋士。

その性格は天真爛漫を具現化したかのようであり、その突き抜けた天然さから同世代のみならず多くの棋士・ファンから愛されています。

世間的には藤井聡太七段の連勝を止めた棋士として有名ですね。

同世代が次々と大舞台で結果を残す中、そろそろタイトル戦で見たい期待の若手棋士です。

30位 都成竜馬五段

十七世名人資格者、谷川浩司九段の唯一の弟子。

その端正なルックスとは裏腹に、奨励会3段リーグを年齢制限ギリギリで突破し、プロ入りしたという経験を持つ苦労人です。

その容姿や生真面目な性格から女性からの人気も非常に高く、イベントにも引っ張りだこな存在ですね。

4月から将棋フォーカスの新MCを務めるなど、ますます人気が高まりそうです。

ランキングの方法

調査手法

Twitter上で実施した企画「#好きな順に棋士を5人書いても何故か誰とも一致しない説」の結果を1位5点、2位4点、3位3点、2位2点、1位1点で集計。

実施時期

2018年10月3日~7日

調査対象

私のTwitterアカウント@misojinndayoのフォロワー約4,300人とリツイートによる拡散を見て参加した方々。

投票の傾向

最低5人の将棋棋士を知っている必要があるため

「将棋の人は藤井君とひふみんと羽生さんしか知らない」

といった一般の方やライトファンによる投票はないものと思われます

よって、世間一般の知名度やライトファンからの支持を争うタイプの人気投票ではなく

『ある程度コアな将棋ファンによる人気ランキング』

となっておりますので、その点ご了承ください。

ランキング結果一覧

11~50位の獲得票数や総得点は以下の通りです。

 

1120位】

 

2130位】

 

3350位】

まとめ

皆さんランキング結果はいかがだったでしょうか?

投票の実施時期の関係で、その当時に活躍していた棋士が上位にランクインしている傾向があり、将棋棋士の人気はやはり実力と密接に結びつくと感じられ、私にとっても興味深い結果でした。

人気棋士ランキングは今後も年1回実施したいと考えており、2019年版も秋に実施予定ですので、ご協力頂けたら嬉しいです。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

コメントなど頂けましたら幸いです。

それでは、また次の記事『将棋フォーカスがリニューアル!!~新MC陣の評価は?~』でお会いしましょう!