こんにちは味噌人です。
皆さんには将棋で好きな戦法はありますか?
居飛車なら角換わりや矢倉や横歩取り、振り飛車なら四間飛車、中飛車など将棋には居飛車、振り飛車を問わず様々な戦法が存在しますが、その中で一番愛されている戦法は何なのか?
今日はその疑問に答えたいと思います。
今回は2019年6~7月にTwitter上で行った『好きな戦法ランキング2019』の11以下を紹介します。
普段使っているあの戦法は何位なのか?
どうぞご覧ください!!
Contents
好きな戦法ランキング
11位 右玉
マイナー戦法界一のメジャー戦法である右玉が惜しくもトップテンならずの11位。
従来はアマチュアの戦法、受け主体というイメージがありましたが、固さよりもバランスという将棋界のトレンドをうけ、プロの対局でも形をよく見かけるようになりましたね。
12位 居飛車穴熊
一時期将棋界の帝王として君臨していた居飛車穴熊がまさかのトップテン落ち。
固さからバランスへというトレンドの煽りを受けた形ですが、アマチュア間でもプロ間でも未だ多く採用されている人気の戦法です。
実践的な勝ちやすさも魅力ですね。
12位 棒銀
加藤一二三九段の代名詞ともいえる棒銀が12位にランクイン。
将棋の攻めの基本である数の攻めを覚えるのに適している初心者にもオススメな戦法です。
14位 横歩取り
近年プロ間で採用率が落ち着きつつある横歩取りが14位にランクイン。
将棋界屈指に初見殺しが詰め込まれた戦法で、高度に定跡化されているため事前の勉強なしで指すと悲しい結末を迎える事が多いとか。
一昨年まではプロ間で寝ても覚めても横歩取りといった位に指されていましたが、ソフト解析により後手番が苦しい事がわかり、ブームも下火になったことがランキングにも反映した形でしょうか。
15位 4五歩早仕掛け
対抗形の雄が15位に登場。
対四間飛車における居飛車側の代表的な仕掛けですね。
一方的に攻め潰そうとする居飛車と、その攻めをギリギリでいなして華麗に捌こうとする振り飛車の攻防は、将棋の醍醐味の一つと言えるでしょう。
16位 矢倉
将棋界の純文学が16位にランクイン。
『矢倉は終わった』などと言われ、一時期採用率が激減していましたが、近年復権の兆しがみえています。
ただ、じっくりとした駒組から悠々と矢倉に入城して戦うような、昔ながらの戦型は依然苦戦しているので、真の意味での復権が望まれますね。
17位 一手損角換わり
居飛車5大戦法にも数えられていた一手損角換わりが17位にランクイン。
手損を恐れないという概念を浸透させたという意味で非常に画期的な戦法と言えます。
ただ、プロアマ双方であまり見かけなくなったのは寂しいところですね。
17位 原始棒銀
棒銀の中でも最もシンプルな戦型が17位。
指す将であれば誰もが一度はさした事のある戦法。
棒銀を成功させて銀を交換したものの、そこからどうしたらいいか分からず困るのは、将棋初心者あるあるですね。
17位 右四間飛車左美濃
破壊力と固さを兼ね備えた右四間飛車左美濃が17位にランクイン。
舟囲いや箱入り娘よりも玉が戦場から一路遠く、固いことから急戦だけでなく持久戦になっても戦えるのが魅力ですね。
17位 向かい飛車
振り飛車の中でも破壊力のある向かい飛車が17位に登場。
逆棒銀や飛車先逆襲が決まると一方的に攻めつぶす事が出来るのが人気のポイントでしょうか?
ランキングの方法
調査手法
Twitter上で実施した企画「#好きな順に将棋の戦法を5つ書いたらランキング化」の結果を1位5点、2位4点、3位3点、2位2点、1位1点で集計。
実施時期
2019年6月22日~7月24日
調査対象
私のTwitterアカウント@misojinndayoのフォロワー約4,500人とリツイートによる拡散を見て参加した方々。
ランキング結果一覧
11位~45位の獲得票数や総得点は以下の通りです。
【46位~77位】
【90位~115位】
【115位~158位】
まとめ
皆さんランキング結果はいかがだったでしょうか?
戦法の人気はその時代の流行に大きく影響を受けますが、矢倉の復権や左美濃やエルモ囲いブームの落ち着きなどにより、比較的昔から馴染みのある戦法が上位を占めた結果だったかと思います。
数年に1回は同様のランキング企画を行いたいと思っておりますので、次回も是非投票ください!!
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本日も最後までお読みいただきありがとうございました!
それでは、また次の記事でお会いしましょう!