将棋Q&A

完成版○○将まとめ【観る将、撮る将、指す将、描く将など全45分類を完全紹介・徹底解説】

こんにちは味噌人です。

ここ数年、藤井聡太七段の活躍もあり空前の将棋ブームが訪れていますが、そんななか将棋の新しい楽しみ方が注目されています。

昔の将棋の楽しみ方は『将棋を指す』ことが主で、プロの対局を楽しむというのは『将棋を指す』ことの延長線上の行為といえました。

しかし、将棋を指せる指せないに関わらず、観ることを主に楽しむ『観る将』の存在が大きくクローズアップされると、将棋の色々な楽しみ方が当たり前に許容される空気が生まれ、今では将棋を『指す』『観る』以外にも様々な楽しみ方をするファンが増えました!!

今日はそんな様々な将棋の楽しみ方を教えてくれる『〇〇将』を『観る将系』『指す将系』『描く将系』『その他』の4カテゴリーに分け、知りうる限り紹介していきますので、是非ご覧ください!!

観る将の仲間たち~将棋を見て楽しむ~

観る将

認知度

〇〇将の原点にして頂点ともいえる『観る将』

意味は読んで字のごとく、将棋を『観る』ことを楽しむファンの総称です。

それまで将棋は『指す』つまり対局をして楽しむファンが主でしたが、『観る将』は野球やサッカーなどのスポーツのように、やったことがなくても『観る』こと自体を楽しむという考えから生まれました。

『観る将』には将棋のルールが分からない人もいますが、カーリングやフィギュアスケートなどのスポーツを見ている人も必ずしもルールを熟知しているかといえばしょうでないでしょうし、ましてや実際にやったことがある人はレアだと思うので、ルールが分からなくても楽しめる空間を作れてこそ真のエンターテインメントとなる第一歩なのかもしれません。

そういった意味で

『将棋が強くなくても、ルールがあやふやでも、将棋ファンだと言って大丈夫』

という空気を作った『観る将』が将棋ファン拡大に果たした功績は、とてつもなく大きいと言える。

詳しくは知りたい方には『将棋「観る将になれるかな」会議 』がおススメ。

撮る将

認知度

将棋イベントや大盤解説会などで棋士や将棋関連のものを写真に『撮る』ことを楽しむファンの総称。

中にはプロ顔負けのカメラの腕を持つ『撮る将』もいるとか。

TwitterなどのSNSをやっている人が多く、将棋イベントの雰囲気を美しい写真で伝えてくれる有難い存在。

イベント将

認知度

将棋の『イベント』を楽しむファンの総称。

『撮る将』や後述の『レポ将』と兼務の場合が多い。

レポ将

認知度

将棋のイベントや大盤解説会などの様子をTwitterなどのSNSやブログで『レポート』することを楽しむファンの総称。

このブログでもイベントレポートもこれに該当するでしょう。

棋士や女流棋士の先生の解説や面白トークをSNSを通じて伝えてくれる有難い存在。

遠征将

認知度

将棋イベントや大盤解説会などに『遠征』することを楽しむファンの総称。

出費は大きいが得るものも大きい。

読む将

認知度

将棋関連書籍や観戦記などを『読む』ことを楽しむファンの総称。

聞く将

認知度

将棋に関する話題や将棋番組などを『聞く』ことを楽しむファンの総称。

寝る将

認知度

将棋放送などを見ているときに『寝おちしてしまう』ファンの総称。

特に録画したNHK杯を夜に見ていて知らないうちに寝落ちし、『見逃した…もう一回局面戻そ』と何度も同じ局面に巻き戻しながら見ることになる『寝る将』は後を絶たないとか。

エンジョイ将

認知度

将棋を『楽しむ』ファンの総称。

趣味を楽しむのは当たり前の事のようだが、将棋の勉強が義務化し、いつのまにか勝つことに汲々としている将棋ファンも多いと思われるので、今一度立ち返るべき原点なのかもしれない。

特定将

認知度

将棋棋士や女流棋士の服や時計、小物などを『特定』することを楽しむファンの総称。

特定将という語感が少し怖い。

真似将

認知度

棋士の所作などの行動や衣類などの外見などを『真似』ることを楽しむファンの総称。

着る将

認知度

将棋棋士や女流棋士などのファッションを自分でも『着る』ことを楽しむファンの総称。

マネキン買いのように、センスの良い先生のファッションをそのまま着る定跡も生み出されるのか?

振り駒将

認知度

将棋の先手番後手番を決める『振り駒』に注目し、楽しむファンの総称。

抽選箱将

認知度

将棋イベントや大盤解説会などでプレゼントの抽選をする際、棋士や女流棋士が『抽選箱』から当たりを引く一連の動作や流れを楽しむファンの総称。

一時期かなりのブームを巻き起こし、流行っていたが今はやや落ち着いた印象。

指さない将

認知度

将棋を『指さない』ことを伝えたいときに用いる。

観る将などを中心に『指さない将棋ファン』の認知度は上がっているが『やっぱり少しは指すんでしょ?』と聞かれることが多いため、こういった分類が必要となる。

指す将の仲間たち~将棋を指して楽しむ~

指す将

認知度

将棋を『指す』ことを楽しむファンの総称。

従来、将棋ファンといえば『指す将』のことを表していたため、特別名称をつけ区別する必要が無かったが、『観る将』が市民権を得たことから便宜的にこう呼ばれている。

詰め将

認知度

『詰将棋』を楽しむファンの総称。

『指す将』は語感的にも意味的にも将棋の対局を好むことが前提となっているため、それと区別する形で詰将棋を特に愛するファンを『詰め将』と呼んでいる。

詰将棋にはパズル的な要素が大きいため、パズルとして詰将棋を愛する『詰め将』のなかには対局をしたことがない人もいるとか??

プロのなかにも『斎藤慎太郎王座』『谷川浩司九段』『藤井聡太七段』など『詰め将』がたくさんいることは有名。

指導将

認知度

将棋の『指導』をすることを楽しむファンの総称。

ここまでくると純粋なファンではなく将棋を普及する立場だが、将棋を愛するという意味ではやはり将棋ファンと言えるだろう。

指導対局将

認知度

将棋の『指導対局』をうけることを楽しむファンの総称。

棋士や女流棋士のファンが指導対局を受け、いつの間にか専ら指導対局を受けるために日々研鑽を重ねている、というパターンが多いらしい。

近年はイベントや教室で指導対局を受けることが出来る機会も急速に増えているため、今後勢力を伸ばすことが予想されている。

カフェ将

『カフェ』で将棋を指したり、詰め将棋本を読むことなどを楽しむファンの総称。

将棋をオシャレに生活に組み込むことが出来る、センスのあるファンが多い印象。

浦野先生の『詰将棋ハンドブック』や『ハート将棋』と親和性が高いとか。

配信将

認知度

ネット媒体で将棋実況などを配信することを楽しむファンの総称。

かくいう私もニコニコ動画やニコニコ生放送、YouTubeなどで将棋実況を配信しているので、興味のある方は是非ご覧頂きたい(宣伝)

描く将の仲間たち~将棋に関する創作を楽しむ~

描く将

認知度

将棋棋士などを『描く』ことを楽しむファンの総称。

描く将はTwitterなどのSNSと相性がよく、描いた画像をツイートすると、その個性や上手さによっては公式から『こういう絵を描いてくれませんか?』とお声がかかることがあるとか。

実際、連盟主催でない将棋イベントでは『描く将』の絵が活用されることが多かったりする。

書く将

認知度

将棋に関するブログや小説を『書く』ことを楽しむファンの総称。

本ブログを書いている私も『書く将』ということになります。

彫る将

認知度

将棋駒などを『彫る』ことを楽しむファンの総称。

近頃は将棋ブームをうけ、将棋駒の制作体験をさせてくれる場所もあるとか。

 

作る将

認知度

将棋に関する様々なグッズを『作る』ことを楽しむファンの総称。

駒をモチーフにしたアクセサリーからピンバッチ、Tシャツやブックカバーまで範囲は多岐にわたる。

縫う将(縫い将)

認知度

将棋盤や駒など、将棋に関するものを『縫う』ことを楽しむファンの総称。

編む将

認知度

将棋盤や駒など、将棋に関するものを『編む』ことを楽しむファンの総称。

縫う将とは制作方法に違いから区分されているとか。

詠む将(ポエム将)

認知度

将棋に関する俳句や川柳、ポエムなどを『詠む』ことを楽しむファンの総称。

弾く将

認知度

ピアノなど楽器を『弾く』ことを楽しむ将棋ファンの総称。

これだけなら直接将棋と関係がないように思えるが、駒の着ぐるみを身につけながら演奏することで将棋成分を補充しているとか。

歌う将

認知度

将棋のテーマソングや棋士の応援ソングなどを作り『歌う』ことを楽しむ将棋ファンの総称。

活動が本格化したら是非一度拝聴してみたい。

組む将

認知度

将棋ソフトや将棋アプリなどのプログラムを『組む』ことを楽しむファンの総称。

近年の将棋界の戦法面の発展は『組む将』の活躍によるところが大きい。

その他の〇〇将

ネタ将

認知度

将棋に関する『ネタ』を発信することに命を捧げる将棋ファンの総称。

主にTwitter上に生息しているらしいが、近年その数が減少傾向という噂も。

再起を期待したい。

飲む将

認知度

将棋に関する話題をツマミに酒を『飲む』ことを楽しむファンの総称。

なお、実際に将棋トークをしているかどうかは重要ではないとのこと。

パフェ将

認知度

『パフェ』が好きな将棋棋士もしくはファンの総称。

パフェ将としては糸谷哲郎八段や山口絵美菜女流1級が有名。

食べ将(食う将)

認知度

将棋めしに注目しそのデータを取ったり、実際に『食べ』たりすることを楽しむ将棋ファンの総称。

おやつ将

認知度

タイトル戦や対局中継などに登場する『おやつ』に注目しデータを取ったり、実際に食べたりすることを楽しむ将棋ファンの総称。

分析将

認知度

将棋に関する様々なデータ等を『分析』することを楽しむファンの総称。

登山将

認知度

『登山』により山小屋などで将棋を楽しむファン及びプロの総称。

『登山将』としては初代峰王窪田義行七段や中川大輔八段が有名。

非リア将

認知度

一般的な将棋ファンの実情。

認知度

将棋を指す子どもを『育てる』保護者や指導者の総称。

母将

認知度

将棋棋士や女流棋士を『母』のような感覚で応援することを楽しむファンの総称。

親バカ将

認知度

親バカな将棋ファンの総称。

通話将

認知度

将棋に関するライングループなどを作り『通話』することを楽しむ将棋ファンの総称。

その実態は謎に包まれているとかいないとか。

買う将(駒将、棋具将、扇子将、サイン将

認知度

将棋に関する様々な棋具やグッズ、サインや扇子などを『買う』ことを楽しむ将棋ファンの総称。

デレ

認知度

アイマスシンデレラストーリーを愛する将棋ファンの総称。

あまり将棋と関係がないようにも思えるが、やはりあまり関係がない。

まとめ

いかがだったでしょうか??

予想以上の分類の多さに驚かれたのではないでしょうか??

もちろん実質重複表現だったり、『それって分類になり得るのか?』というものもありますが、『将棋の新しい楽しみ方を探し出そう』『皆にも広めよう』という将棋ファンの熱い思いがご理解いただけたかと思います。

本日紹介した〇〇将以外にも、漏れている〇〇将、これから誕生する〇〇将はたくさんあると思うので、もし推薦したい〇〇将がありましたら、気軽に私のTwitterアカウント

misojinn@misojinndayo

までご連絡ください!!

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

それでは、また次の記事でお会いしましょう!