こんにちは味噌人です。

今回は2019年11月現在棋士編入試験に挑んでいるアマチュア棋士折田翔吾さんについて、アゲアゲ将棋実況、実績、経歴、魅力などをご紹介したいと思います。

アマチュア将棋界に留まらず、今後プロ将棋界にも影響を与えることが予想されますので、是非ご一読ください!

※本記事の年齢、成績等はすべて2019年11月25日時点のものです。

年齢

1989年10月28日生まれの30歳。

同じ学年のプロ棋士としては『大石直嗣七段』や『都成竜馬五段』がいますね。

身長

178cm

出身地

大阪府

経歴

  • 2004年10月:中学3年時に6級で奨励会入会
  • 2011年3月:21歳で奨励会三段昇段
  • 2016年3月:26歳で奨励会退会(年齢規定による)
  • 2016年4月:YouTubeに将棋実況動画を投稿開始(アゲアゲ将棋実況)
  • 2016年11月:将棋教室を始める(アゲアゲ将棋教室)
  • 2017年12月:第34期アマ王将戦で準優勝。銀河戦出場権を獲得
  • 2018年3月:第41回朝日アマ名人戦で準優勝
  • 2019年2月:第27期銀河戦本戦で対プロ棋士7連勝。最多勝ち抜き者となり決勝トーナメント進出決定
  • 2019年8月8日:第27期銀河戦決勝トーナメントで佐藤天彦九段に惜しくも敗戦
  • 2019年8月15日:第28期銀河戦予選にて脇謙二八段、福崎文吾九段に勝利し、本戦に進出が決定したことが発表(対局日は別)
  • 2019年8月30日:直近で10勝2敗の成績となり、プロ編入試験受験資格を得たことが発表される(直近の対局相手は非公表)
  • 2019年9月19日:将棋連盟よりプロ編入試験受験がプレスリリース
  • 2019年11月25日:棋士編入試験第1戦を見事勝利!!

実績~銀河戦決勝トーナメント進出~

奨励会三段リーグ(49~58回)では通算成績69勝111敗と大きく負け越しているものの、アマチュア棋士としての対プロ棋士成績は13戦して10勝3敗と大きく勝ち越すなど、無類の強さを見せています。

【対プロ棋士成績】14戦11勝3敗

  • 朝日杯将棋オープン戦 0勝1敗
  • 銀河戦 11勝2敗

対局相手と結果は以下の通り。

対局年月日 対局相手 対局結果 棋戦
2019年11月7日 伊藤真吾五段 〇 銀河戦Bブロック
2019年10月10日 村田智弘六段 〇 〃
2019年対局日不明 福崎文吾九段 〇 銀河戦予選
2019年対局日不明 脇謙二八段 〇 〃
2019年8月8日 佐藤天彦九段 ● 銀河戦決勝トーナメント
4月16日 野月浩貴八段 ● 銀河戦Aブロック
3月19日 窪田義行七段 〇 〃
2月19日 豊川孝弘七段 〇 〃
1月22日 堀口一史座七段 〇 〃
2018年12月25日 今泉健司四段 〇 〃
11月27日 三枚堂達也六段 〇 〃
10月20日 瀬川晶司六段 〇 〃
10月2日 神崎健二八段 〇 〃
7月29日 都成竜馬五段 ● 朝日杯将棋オープン戦一次予選

折田アマが目指す棋士編入試験を突破した『瀬川晶司六段』『今泉健司四段』に勝利しているのが印象的ですね。

その他にも若手強豪の三枚堂六段やB級2組に在籍する窪田七段に勝利するなど、まぐれやフロックではない本物の強さを証明しています!!

棋士編入試験の資格を得るためには?

棋士編入試験の資格を得るためには、プロ棋士相手に直近の成績で10勝以上、勝率6割5分以上という規定を満たす好成績を残す必要があります。

簡単にいえば10勝5敗で以上の成績でプロ編入試験の受験を得ることが出来ます。

プロ相手に大きく勝ち越すことは極めて難易度が高く、女流棋界で絶対王者として君臨する里見香奈女流六冠ですらこの条件はクリアできていません。

そんな厳しい条件ではありますが、折田アマは8月30日付で直近10勝2敗となり棋士編入試験受験資格を得たことが公表されました!!

棋士編入試験での対局相手は?

日本将棋連盟による棋士棋士編入のための試験規定によれば、棋士編入試験における棋士との5番勝負の試験官は新四段5名を棋士番号順に選出されます。

折田アマが対局するのは以下の5名

  1. 黒田尭之四段:117位(棋士レーティング@8月30日時点。以下順位はレーティングを示します)
  2. 出口若武四段:82位
  3. 山本博志四段:107位
  4. 本田奎四段:63位
  5. 池永天志四段:102位

有力な若手として各棋戦で好成績を収めている本田四段が厳しそうですね。

棋士編入試験突破の可能性は?

銀河戦で若手強豪の三枚堂達也六段を破るなど、一流プロと対戦しても十分に試験突破の可能性のある折田アマですが、折田アマが奨励会3段リーグに最後に在籍していた期に、偶然にも今回試験官となる5名と対局していて対戦成績は下記の通り『1勝4敗』

  1. 黒田尭之四段:✖
  2. 出口若武四段:✖
  3. 山本博志四段:〇
  4. 本田奎四段:✖
  5. 池永天志四段:✖

奨励会退会から4年間の時を経て、この対戦成績がどう変わるのか?

折田アマはプロ編入試験を突破できるのか?注目ですね!!

ちなみに私は直近の折田アマの対プロ対戦成績やレーティング的観点から考えて、棋士編入試験を突破する確率は7割以上あると考えています!!

棋士編入試験の日程

2019年09月19日現在、将棋連盟から公表されている試験日程は下記の通りです。

竜王戦、王将戦に加えて折田アマの棋士編入試験の行方も気になるところですね。

試 験 官 試験日(10時~) 試験会場 結果
1 黒田尭之四段 11月25日(月) 関西将棋会館 勝利!
2 出口若武四段 12月23日(月) 関西将棋会館
3 山本博志四段 1月27日(月) 将棋会館
4 本田奎四段 2月25日(火) 将棋会館
5 池永天志四段 未 定

詰将棋解答選手権

折田翔吾アマと言えば詰将棋の実力も有名ですね。

藤井聡太七段の5連覇で話題となった詰将棋解答選手権チャンピオン戦において例年素晴らしい成績を収めています。

  • 2013年:3位
  • 2014年:15位
  • 2015年:17位
  • 2017年:27位
  • 2018年:25位
  • 2019年:5位

特に2013年は藤井聡太七段を抑えての3位!!

まぁ、当時の藤井聡太七段は10歳ですが、プロ顔負けの成績であることには違いません。

今年も広瀬竜王や行方八段を超える5位となるなど、卓越した終盤力はこの詰将棋力から来ていることが分かりますね。

YouTuberとしての活動~アゲアゲ将棋実況~

折田翔吾アマといえばYouTubeで動画投稿しているアゲアゲ将棋実況が有名。

折田アマの名前を知らなくても、アゲアゲ将棋実況と聞けばわかる将棋ファンも多いのではないでしょうか?

Twitterアカウントも持っており、この強烈なアイコンに見覚えがある方もいるでしょう。

2016年3月の奨励会退会直後の4月から投稿し続けており、メインチャンネルであるアゲアゲ将棋実況は

  • チャンネル登録者数:約32,000人
  • 投稿動画数:約1,200本
  • 総再生数:約2,000万再生

とネット将棋界における一大コンテンツとなっています。

投稿動画は主に『将棋ウォーズ:10秒』『将棋ウォーズ:3切れ』『将棋講座』『将棋大会感想戦』などなど多岐にわたります。

トークは朴訥としていますが、時折はさむジョークやボケの切れ味はかなりのもので、将棋の終盤力に相通ずるものがありますね。

なおたまにオリジナルエンディングテーマなどを歌いだしますが、無駄に美声なこともあいまって歌うまキャラが浸透。

将棋教室でも歌うことになるなど、プロになった際は詰将棋カラオケに駆り出される未来が容易に想像できます。

ニコニコで美声を披露する折田アマ…是非見てみたいですね(^^)

まとめ

折田翔吾アマってどんな人?
  • 大阪生まれ、1989年10月28日生まれの30歳
  • 奨励会を年齢制限で退会したが、銀河戦の活躍により棋士編入試験受験資格を得る!
  • 来期も銀河戦本戦に進出決定!!
  • 棋士編入試験では直近にプロになった5名相手に3勝すればプロ入りに!!
  • 詰将棋力はプロをも凌ぐほど
  • アゲアゲ将棋実況は勉強になるので将棋ファン必見
  • プロになって詰将棋カラオケに出る姿が見たい!!

まとめるとこんなところでしょうか?

厳しい条件ではありますが、これまでの実績から考えるとプロ編入試験を突破しても不思議ではない折田アマ。

YouTuber出身のプロ棋士として大いに世間の耳目を集める存在になるでしょうし、今から注目しておいたほうが良いのではないでしょうか?

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

それでは、また次の記事でお会いしましょう!